象形薬能論と薔薇

 薔薇の最盛期。あっちこっちで咲き誇る薔薇を目にする。
 薔薇が好きだからなのか、やたらに目に付く。

 「美しいものにはトゲがある」の喩えの引き合いに出される薔薇だけれども、薔薇の性格ってのはトゲトゲしくないように感じる。高貴、高飛車?実はそうでもないのでは…。
 柔らかな花びら、上品な香り。一心に力強く開く姿。ひたむきで、グッと胸に迫るものがある。
 
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 今日、ふと「象形薬能論」を思い出した。
 詳しくは知らないのだけれど、かのパラケルススが説いたものだそうで、植物の形がそのものの働きや特徴自体を表している、というもの。
 赤っぽい花ならば、血液系に作用するだとか、人間の臓器に似た形状の葉であれば、その臓器に作用するとか。
 ほんとかどうかはともかくすごく面白いし、植物をそうした視点で観察するのは、あながち無意味なことではないように思う。
 そういえば、前立腺肥大に作用するというソウパルメット(ノコギリヤシ)の実なんて、あぁなるほどって感じだもの。
 
 では、薔薇は?
 
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 圧倒的に女性にいい印象。実際に科学的にもその通り(あ、催しは男性も歓迎です)。
 
 薔薇を「花の女王」だと言ったのは詩人サッフォーだとされているが、別にサッフォーでなくても誰でも言いそうなことだ。そこをあえてサッフォーだとした人の心理に、「象形薬能論」的な視点が作用している気がしてならない。 
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by black22-lily5 | 2010-05-28 22:25 | ハーブ | Comments(0)

FetishにHerbを。くろいゆりの香(ハーバルセラピスト、ニオイマニア)画像=画家フユウ様作品


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