センティフォリアのローズウォーター

 また薔薇のハナシで恐縮であります。だって好きなんだもの。
 
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 薔薇の精油には2種類。ローズアブソリュートとローズオットー。
 精油の抽出方法の違いで、アブソリュートは有機溶剤法と呼ばれる方法で抽出されたもの。オットーは水蒸気蒸留法。
 いずれにしても、50本の薔薇から1滴(0.05ml)の精油しか抽出されない、とも言われており、大変に稀少で、そしてものすごく高価な精油です。
 香りの成分も若干異なるようだが、薔薇の場合、抽出方法だけではなく、薔薇の産地によっても香りが異なるので、一概に何がどう違う、とも言えないらしい。

 ローズオットーに用いられる薔薇は、ブルガリア産のダマスクローズ。
 水蒸気蒸留法の際に発生する芳香蒸留水が、いわゆる「ローズウォーター」であります。
 お肌に大変によろしいとされています。
 何と言ってもこの香り!精油とは違った魅力があります。スーッと入ってくる感じ。

 で、主にローズアブソリュートに用いられる薔薇は、センティフォリア種(centifolia ケンティフォリア=「100枚の」という意味)で、冒頭の写真↑の薔薇ような花びらがみっしりいっぱいの薔薇。
 「ビーナスと共に生まれた薔薇」といわれ、ボッティチェルリのビーナスの誕生に描かれている薔薇がこれです。(画像小…お手元の画集などをご参照頂ければ幸い。)
 
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 有機溶剤法なので、センティフォリア種のローズウォーターは発生しない。
 しかし、これは本当に珍しいのだけれど、センティフォリアのローズウォーターというのもあることはあります。
 さて、ワタクシ本日急に思い立ち、ダマスクローズのローズウォーターと、センティフォリアのローズウォータの香りの嗅ぎ比べをしてみました。クムクム。
 これはあくまで個人的な印象に過ぎないが、ダマスクローズの方が高貴な感じ。
 センティフォリアの方は、ふんわりと華やか。今のワタクシの気分的にはこっちがしっくりくるなぁ。
 
 …ということで、またまたお茶会のハナシでこれまた恐縮ですが、当日はこの珍しいセンティフォリアのローズウォーターを持参することに致しました。
 センティフォリアのローズウォーター未体験の方、是非に! ご予約心よりお待ちしております。
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by black22-lily5 | 2010-06-18 23:01 | ハーブ | Comments(0)

FetishにHerbを。くろいゆりの香(ハーバルセラピスト、ニオイマニア)画像=画家フユウ様作品


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