9.The Hermit「隠者」

9.The Hermit「隠者」
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【タロットカードの主なキーワード】
 思慮深さ、内省、洞察力、分別、知識、探究心

【ハーバルタロットに描かれているハーブ】
 リコリス

【カードの解釈】
「隠者」は、例えばウエイト版に見られるように、孤高を感じさせる老人が、ほの暗い中で灯りを手にし、ひっそりとたたずんでいる姿で描かれることが多いようです。ハーバルタロットの「隠者」も同じようなスタイルですが、どことなく明るい雰囲気で描かれているのは珍しい点かもしれません。
 
 白と黒のグラデーションのローブをまとった「隠者」が、「光る球」を高く掲げています。それはまるで、自身の体内、心から取り出した叡智の象徴のようにも見えます。
 「隠者」の足元に注視すると、細く長い道が遠くまで続いています。
 自身の叡智で道を照らし、これからまさに進み行こうとしている瞬間なのかもしれません。背景は明るく、遠くの山まで見通せるほど、さえぎるものは何もありません。
 
 「隠者」を背後から全面的にサポートするかのように、リコリスが描かれています。
 リコリスを活用する場合、通常は「根」を使いますので、地上に出た部分(茎や葉)を目にすること自体、とても珍しいことです。
 カードには描かれていない、土の中の「リコリスの根」が重要なわけで、これはそのまま、目には見えない内面や心の奥深くにある物の重要性に言及していると考えられるのかもしれません。

 ハーバルタロットの「隠者」は明るく力強い点が本当に印象的で、「自身の叡智と平和的信念で、周囲の迷妄をも照らせ」というメッセージ性が強いような印象も受けます。
 
【ハーブの解釈】 
 「隠者」のカードが示す、「自身の内面の力と叡智を頼りに進み行く」状況下にある、というメッセージとの関連性から、自身の力、すなわち免疫力や抵抗力、自己治癒力を確実に高めることが必要。
 そのために、免疫力アップや抗ウイルスに役立つ「リコリス」が描かれている、と解釈できます。

【ハーブの詳細】リコリス
 ・主な作用・・・免疫力アップ、抗ウイルス、抗アレルギー、鎮咳
 
 リコリスはマメ科の植物で、根の部分を使います。見た目は木の根っこそのものですが、お茶にして飲むと、「甘草」と呼ばれる通り強烈な甘みがあります。
 古来から主に強壮や鎮咳に活用されており、甘さもあることから親しまれてきたハーブですが、非常に作用が強いため、長期間の連続使用は禁忌とされています。
 もちろん、適切な使い方を守れば、リコリスは力強い味方になります。特有の甘さは(ほんの少しの量でも十分甘いので注意!)、感情を鎮め落ち着かせるのに役立ちます。
  
 リコリスは、体の内面から確実に強くしますから、それが自身の持つ力、内面の力を高め、自身の信じる道を、自身の力で進んで行くサポートをする・・・
 カードに描かれた「隠者」とリコリスの関係性に繋がるのかもしれません。
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by black22-lily5 | 2013-09-21 23:12 | タロット | Comments(0)

FetishにHerbを。くろいゆりの香(ハーバルセラピスト、ニオイマニア)画像=画家フユウ様作品


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