2015年 03月 26日
『幻想絶佳:アール・デコと古典主義』
東京都庭園美術館へ、「幻想絶佳:アール・デコと古典主義」を見に行ってきました。
朝香宮邸として1933年に竣工したこの建造物自体、アール・デコ様式が用いられており、それだけで見どころ満載。そこへアール・デコの素晴らしい作品が展示されるのですから、どっぷりと美に浸れること間違いなし!
庭園はまだ整備中でクローズでした。桜もちょっと早かったけれど、とても素敵な空間。
流麗でロマンティックな「アール・ヌーボー」も大好きなのですが、スタイリッシュに洗練された「アール・デコ」も好き。
どちらも、「対象」の持つ「美」にクローズアップし、徹底的に美しく仕上げ、日常の暮らしの中にさえ「美」をもたらそうとするスタイル、というか執念に感動してしまう。
大好きなルネ・ラリックの作品「ダイニング用センターピース『二人のナイト』」の前では、あまりの美しさと素晴らしさにクラクラしてしまった。
誇張ではなくて本当に、美しいものにノックアウトされた時、なんだか気絶しそうな、倒れてしまいそうな感じがするのです。嗚呼、これが美のもたらす官能、快楽かと。
↑これ。フライヤーやチケットに掲載されている作品、ウジェーヌ・ロベール・プゲオンの「蛇」。これも美しくて寓意に満ちた面白い作品でした。フライヤーでは蛇が少し隠れてしまっていますが…
ミュージアムショップで購入したアール・デコ柄クッキー。余計なものが入っていないシンプルな味わい、丁寧に作られていてすごく美味しい☆(持ち歩いている際にヒビが入ってしまった…ショック。でも食べる時は割るからねぇ仕方あるまい)
4月7日まで開催。素晴らしい建造物と展示と両方堪能できますし、おすすめです。ぜひ実物をご覧になってクラクラして頂きたい!
美術館からの帰り、偶然通りかかったところに「時代布 池田」の看板を発見。
「池田」って、まさかあの重子様の?!
ちょっとどきどきしながら店内へ。
そう、アンティークのお着物・和装小物関連のコレクターにして着物コーディネーター、本も多数出されている池田重子様のお店でした。(アンティーク着物好きは、皆、「重子様」と呼ぶのさ)
もっと入りずらい、一見さん、ひやかし、そもそも庶民お断り的なお店なのかしら、と勝手に想像していたのですが、大変見やすくて気さくなお店でした。
店頭に並ぶのは、良いお品物でも庶民(笑)が購入できる価格帯の着物、帯、小物類あれこれ。値段はかなり良心的な印象を受けました。庶民垂涎の品物は、きっとお店の人に奥から出して頂くシステム。
ここでも、美を補給。欲しい帯や帯留めを見つけては、ひとしきりキャーキャー騒いでお店をあとにしました。また行こう。 ★「時代布 池田」さんのサイト
朝香宮邸として1933年に竣工したこの建造物自体、アール・デコ様式が用いられており、それだけで見どころ満載。そこへアール・デコの素晴らしい作品が展示されるのですから、どっぷりと美に浸れること間違いなし!
庭園はまだ整備中でクローズでした。桜もちょっと早かったけれど、とても素敵な空間。
流麗でロマンティックな「アール・ヌーボー」も大好きなのですが、スタイリッシュに洗練された「アール・デコ」も好き。
どちらも、「対象」の持つ「美」にクローズアップし、徹底的に美しく仕上げ、日常の暮らしの中にさえ「美」をもたらそうとするスタイル、というか執念に感動してしまう。
大好きなルネ・ラリックの作品「ダイニング用センターピース『二人のナイト』」の前では、あまりの美しさと素晴らしさにクラクラしてしまった。
誇張ではなくて本当に、美しいものにノックアウトされた時、なんだか気絶しそうな、倒れてしまいそうな感じがするのです。嗚呼、これが美のもたらす官能、快楽かと。
↑これ。フライヤーやチケットに掲載されている作品、ウジェーヌ・ロベール・プゲオンの「蛇」。これも美しくて寓意に満ちた面白い作品でした。フライヤーでは蛇が少し隠れてしまっていますが…
ミュージアムショップで購入したアール・デコ柄クッキー。余計なものが入っていないシンプルな味わい、丁寧に作られていてすごく美味しい☆(持ち歩いている際にヒビが入ってしまった…ショック。でも食べる時は割るからねぇ仕方あるまい)
4月7日まで開催。素晴らしい建造物と展示と両方堪能できますし、おすすめです。ぜひ実物をご覧になってクラクラして頂きたい!
美術館からの帰り、偶然通りかかったところに「時代布 池田」の看板を発見。
「池田」って、まさかあの重子様の?!
ちょっとどきどきしながら店内へ。
そう、アンティークのお着物・和装小物関連のコレクターにして着物コーディネーター、本も多数出されている池田重子様のお店でした。(アンティーク着物好きは、皆、「重子様」と呼ぶのさ)
もっと入りずらい、一見さん、ひやかし、そもそも庶民お断り的なお店なのかしら、と勝手に想像していたのですが、大変見やすくて気さくなお店でした。
店頭に並ぶのは、良いお品物でも庶民(笑)が購入できる価格帯の着物、帯、小物類あれこれ。値段はかなり良心的な印象を受けました。庶民垂涎の品物は、きっとお店の人に奥から出して頂くシステム。
ここでも、美を補給。欲しい帯や帯留めを見つけては、ひとしきりキャーキャー騒いでお店をあとにしました。また行こう。 ★「時代布 池田」さんのサイト
by black22-lily5
| 2015-03-26 22:11
| 美しいもの