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芍薬のチカラ

こんばんは、ハーバルセラピストの黒井ゆりです。
連休も明けたところですが、朝晩はまだ少しひんやりしますね。

今年の連休は楽しみも無かったので、久々にお花屋さんで花を買ってきて、室内で愛でる日々。
かれこれ9日ほど経ち、ようやく芍薬の蕾がほころび初め、結構感動しております☆

ほころび始めた花から、薔薇の香りを軽くしたような、洗練された香りが漂ってきます。
芍薬って素敵!

芍薬は、その美しい姿や香りで私たちを楽しませてくれるだけではなく、東洋医学で用いられるのですよね。
根は、婦人科系の疾病に役立てられるそう。
美しくて良い香り、なんとなく、女性の味方のような植物という印象を受けます。

ところで、タロットカードで、芍薬が描かれているものがあるんですよ。
芍薬のチカラ_d0163754_01013085.jpg

ハーバルタロットというデッキで、各カードに、それにまつわる植物が描かれているのです。
このデッキの「女教皇」に描かれているのが芍薬。
内面に備わる美や叡智を自覚し、この世で存分に生命力を発揮する。
そんな意味を紐付けて、芍薬が描かれているようです。

確かに「女教皇」には、どこかしら孤高な雰囲気で凛とした姿の芍薬がお似合いかもしれません。
芍薬のチカラ_d0163754_01014398.jpg
てっきり紅色の芍薬の花が咲くのかと思っていましたら、どうやら白い花。
しかし、花びらを良く見ると、ほんのりピンク色も見えました。素敵素敵。
芍薬のチカラ_d0163754_01015852.jpg
前述のハーバルタロットの解説書によると、白い芍薬は「魂の純粋性」をどうのこうのするのに役立つそうな。
(アメリカ発のハーバルタロットは、かなりスピ寄りです)

ワタクシ、この子が開花する頃には、すっかり純度の増した魂になってるかもしれません!
(これ以上純度増すとキケン物になるからもういい。と記してみる)


余談ですが、「peony」は「牡丹」だと思ってました。
だから、「女教皇」に描かれているのも牡丹なんだなーと、うすらぼんやり認識。
絵柄を良く見るとちゃんと芍薬なんですけれどね。

結論から言うと、牡丹も芍薬も「peony」なんだそうです。
お花好きとしては、あんまりすっきりしない結論ですが。

ではでは、今宵も素敵な夜をお過ごしください☆


by black22-lily5 | 2020-05-08 23:57 | タロットなど

ハーバルセラピスト黒井ゆりのよろず稼業部門ブログ。アロマやハーブの魅力を様々なカタチでお伝えします☆ プロフ画=画家フユウ様作品


by 黒井ゆり(Y.Kuroi)
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