2020年 05月 12日
「修道院の薬草箱」
こんばんは、ハーバルセラピストの黒井ゆりです。
つい先日まで、新緑の春めいた色や香りに満ちていましたが、緑はすっかり深く濃くなりましたね。
植物たちがどんどん成長するこの時期、例年、特にハーブ類を観察するために、埼玉県飯能市の「薬香草園」に足を運ぶのですが・・・
さて本日は、日頃参考にしているハーブにまつわる本を紹介します。
「修道院の薬草箱」(フレグランスジャーナル社)
著者の1人であるキリアン・ザウム氏は聖ベネディクト会修道士です。
修道院の重要な役割として、薬草を育て、それらを病気の治癒等に活用する、というものがあったそうです。
これは今もなお継承されており、自然の薬局ともいわれる修道院の薬草園には、多数のハーブが定位置に育成されています。
「修道院の薬草箱」では、ジャーマンカモミールやラベンダーなど、私たちにも親しみやすいハーブはもちろん、キャベツ、ダイコン、ガーリックなども薬草園の植物として掲載されているんですよ、なんだか意外!
特にキャベツは面白いです。
煎じて飲むだけはなく、皮膚の炎症軽減のために、生の葉を貼り付けるという活用法があるのですって。
確かキャベツには、体に貼り付けて熱を取る使い方があると聞いたことがあります。
人間ロールキャベツですね。
その他、ハーブの、えっ!?と思うような作用や使い方が多数紹介されています。
巻末に掲載されている「キリアン神父のおすすめレシピ」では、ハーブの様々な役立て方がコンパクトに紹介されていて、とても面白いです。
実際に試してみるかはさておき、大変に勉強になりますし楽しいので、おすすめ本の1冊です。
ところで、キリスト教の聖人にまつわる「聖ベネディクトのメダイ」にまつわるお話をご存じでしょうか?
最強の魔除け、厄除けなんだそうです。
キリスト教でいうところの悪魔、あらゆる災難、困難、疫病、その他諸々を圧倒的な力で除ける力があるとか。
これが聖ベネディクトのメダイ。
ラテン語で魔除けにまつわる言葉や、それらの頭文字が記されています。
メダイにしては重く厚みがあり、なんとなく効きそうです。
ともあれ、日頃の信心あってのことなのでしょう。
災難除け、厄除け。これは、特定のあれやこれやに対する信心でなくても、何かを、しかと信じる強さ、信念があればこそですよね。
自身の思いの強さが、自分自身の底力のようなものを発動させるのかもしれません。
あらあら、また話が逸れまくりました。
では今宵も素敵な夜を☆
つい先日まで、新緑の春めいた色や香りに満ちていましたが、緑はすっかり深く濃くなりましたね。
植物たちがどんどん成長するこの時期、例年、特にハーブ類を観察するために、埼玉県飯能市の「薬香草園」に足を運ぶのですが・・・
さて本日は、日頃参考にしているハーブにまつわる本を紹介します。
「修道院の薬草箱」(フレグランスジャーナル社)
著者の1人であるキリアン・ザウム氏は聖ベネディクト会修道士です。
これは今もなお継承されており、自然の薬局ともいわれる修道院の薬草園には、多数のハーブが定位置に育成されています。
「修道院の薬草箱」では、ジャーマンカモミールやラベンダーなど、私たちにも親しみやすいハーブはもちろん、キャベツ、ダイコン、ガーリックなども薬草園の植物として掲載されているんですよ、なんだか意外!
特にキャベツは面白いです。
煎じて飲むだけはなく、皮膚の炎症軽減のために、生の葉を貼り付けるという活用法があるのですって。
確かキャベツには、体に貼り付けて熱を取る使い方があると聞いたことがあります。
人間ロールキャベツですね。
その他、ハーブの、えっ!?と思うような作用や使い方が多数紹介されています。
巻末に掲載されている「キリアン神父のおすすめレシピ」では、ハーブの様々な役立て方がコンパクトに紹介されていて、とても面白いです。
実際に試してみるかはさておき、大変に勉強になりますし楽しいので、おすすめ本の1冊です。
ところで、キリスト教の聖人にまつわる「聖ベネディクトのメダイ」にまつわるお話をご存じでしょうか?
最強の魔除け、厄除けなんだそうです。
キリスト教でいうところの悪魔、あらゆる災難、困難、疫病、その他諸々を圧倒的な力で除ける力があるとか。
ラテン語で魔除けにまつわる言葉や、それらの頭文字が記されています。
ともあれ、日頃の信心あってのことなのでしょう。
災難除け、厄除け。これは、特定のあれやこれやに対する信心でなくても、何かを、しかと信じる強さ、信念があればこそですよね。
自身の思いの強さが、自分自身の底力のようなものを発動させるのかもしれません。
あらあら、また話が逸れまくりました。
では今宵も素敵な夜を☆
by black22-lily5
| 2020-05-12 23:09
| よろづ書き